ウォッカを使う代表的なカクテル!様々な顔を持つ【モスコミュール】
今回は、ウォッカの代表的なカクテルである【モスコミュール】。
甘めにも辛めにも作ることができ、様々な顔を持つモスコミュールについて、お家での作り方やうんちくなどを紹介していきます。
モスコミュールの概要
アルコール度数:普通
タイプ:甘めor辛め
炭酸:あり
必要なお酒:ウォッカ
必要なジュース:ジンジャーエール
モスコミュールの作り方
- グラスに、1/8にカットしたライムかレモンを絞って入れる
- 氷を入れて、ウォッカを45ml注ぐ
- ジンジャーエールで満たす(おおよそ180ml程度)
- 炭酸が抜けないよう、氷を持ち上げるようにして混ぜ合わせる
材料が異なるだけで、作り方はジントニックと全く一緒です。
レモンやライムはスライスにして、グラスに飾るのもオシャレですね。
モスコミュールの口当たりや味について
モスコミュールは、ジンジャーエールにそのままアルコール感を足した味わいです。
ウォッカ自体に味がついていないので、ジンジャーエールそのものの味を楽しめます。
多くの方が嗜んでいるジンジャーエールは甘口で、居酒屋などで提供されているモスコミュールも甘口のジンジャーエールが用いられていますが、ジンジャーエールには辛口も存在します。
そのため、大人な味わいを楽しみたいのであれば、辛口のジンジャーエールを使ってモスコミュールを作ると普段とは違う味わいを楽しめるでしょう。
また、自分が勤めていたバーでは、フィンランディアというウォッカにスライスした生姜を入れて漬け置きすることで、より辛口のモスコミュールを提供していました。
手間こそかかりますが、生姜感が際立って一つ上のレベルのモスコミュールが楽しめますので、おすすめです!
モスコミュールのうんちく
モスコミュールは本来、グラスではなく銅製のマグカップで提供されていたそう。
理由としては諸説あるためここでは触れませんが、今でも銅製マグカップでモスコミュールを提供している本格的なバーもあります。(自分の所では普通にグラスでしたが…)
また、当初はジンジャーエールではなく、ジンジャービアと呼ばれるジュースで作られていましたが、日本にはあまり存在ジュースであるため、ジンジャーエールで代用したという逸話があります。
まとめ
モスコミュールは作り方こそシンプルですが、ジンジャーエールの甘口・辛口を使い分けることでガラッと表情を変えるカクテルです。
前述したように、ウォッカに生姜スライスを漬けておくことで、さらに生姜感を際立たせることも可能ですので、好みのモスコミュールができるまで色々試してみるのも面白いですね。